やめるときも、健やかなるときも

年上夫と小学生男子2人とのせいかつ。

息子たちのスイミング

スイミングに通う息子たち。

スイミング歴5ヶ月目にして、次男が行きしぶり始めた。

 

小学校~高校まで水泳の授業があった私は泳げないことが、ずっと負い目だった。

 

小学校時代、スイスイ優雅に泳いでいた男の子の記憶はくっきりと残っており、フルネームで思い出せる。

 

あぁ我が子も泳げる側の男の子にくい込んでほしい。

泳げないことで、今後卑屈になったり色んな楽しいシーンを諦めてほしくない。

 

どうか辞めたいなんて言わないで。もはや祈り。

時折沈みかけながらも必死に泳ぐ次男を、今日も必死に目で追う。

豚角煮パンのしあわせ

最近マイブームパン屋さんで、豚角煮パンを買う。

 

ゴロリとした角煮は言わずもがな手作りなのが分かる。

角煮の他、椎茸にキクラゲ、枝豆入り。

てっぺんにはこんがりチーズ。

更に糸唐辛子が乗っかり総仕上げ。

 

この1つのパンに細部まで抜かりないこだわり。

 

テレビを消して、真剣勝負で食べた。

あぁ美味しかった。

満ち足りた余韻で、しばらく動けなかった。

夫よりうつ診断の報告、そして休職

「明日から休むことになった」

医師の診断書を提出したら、そう決まったと。

 

23時。うたた寝してたが完全に目も頭も冴えた。

 

夫は大量の仕事を上司に部下に投げ打って休むことになったことを、面目ないと言う。

 

そう肩を落とすが、憑き物はとれた顔つきだった。

 

夫、適応障害うつ症状の診断

「無能だ、もう稼げない。」

と、朝ふたりでコーヒーを飲んでいる時に夫が言った。そんなことないとか、何とか言ったが響いて無い様子。

 

今日は夫が2回目の心療内科に行く日。先生に話聞いてもらって、診療結果また聞かせてね。といい私は仕事に出た。

 

終業後、LINEを開く。

色々書かれているのに、適応障害うつ症状の文字が真っ先に目に飛び込んできた。

 

全く笑い飛ばせる状況ではないが、私の脳裏に浮かんだ絵は不思議にも明るかった。

それはWBCメキシコ戦。

勝利までのあと一歩が遠い状況の中、大谷翔平がさぁいくぞいくぞ〜準備して〜というあの絵。

あのワンシーン、あの大谷翔平に私は撃ち抜かれた。

 

休職するのかもしれない、失業するのかもしれない。先のことはわからない。

でも今はあのシーンを御守りにして、夫の話を聞こう。

小5男子の絆事情

寝る前、長男とクラス内の友達関係の話題になった。

特別仲が良い男子ペアを次々挙げていく。

そして、オレには深い絆の奴はおらんけどね。と締めくくった。

 

言葉に詰まる。脳内に冷たい風がサーッと流れたが、次の言葉を待った。

「浅い絆のヤツは何人もおるけどね。1人は1人でまぁいいし」

 

そうカラリと言う長男は強がってるようでもない。身軽な人間関係の中で自由に泳いでいるようだった。

 

小さい頃、大好きな友達とはベッタリいたいタイプだった長男は、その執着心ゆえツライ思いも沢山してきた。相手の子も重たかったのだろう。

 

親以外と過ごす外での時間は、想像を遥かに超えてこどもを大きくしているみたいだ。

見えないところでも、ケガをしては自分で手当をして起き上がるという行為を、何度も繰り返していたのだろうか。

 

精神的に未熟な親からでも、ここまで育ってくれたか。と息子の発言を反芻しながら眠りについた。

ひよこ豆と養鶏

ひよこ豆。わたしの好物のひとつ。缶詰ではとても足りないので、茹でて戻す。

 

このひよこ豆という名称。未だに、少しゾワッとする。

 

家が養鶏業で、何千匹かのひよこがいることは日常だった。

家業が養鶏業。幼い頃からコンプレックスだった。学校も近く、誰かがなんかくさい!という度、身を潜めていた。そうして、小さく小さくなっていったこころ。

 

そんな苦い記憶は、無意識レベルで突如襲ってくる。大好きなひよこ豆、でもこわいのだよ。

相反する気持ちでいつも少し混乱する。

 

夫ついに不眠に

夫まで不眠になった。寝ても覚めても、仕事のことを考えてしまうと。

夫婦になって、そして夫が管理職になって10年ちょっと。

年がら年中仕事で気が病んでる夫だけど、眠れなくなったのは初めてだ。不眠の先輩として心配になる。

 

メンタルとうフーフ。もうすぐ結婚12周年を迎えます。